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どこからも借りられなくなって仕方なく利用した

私は少し前まで地獄のような闇金融業者からの取り立てにあっていました。その当時は、返済できない自分が悪いのだと思って金融業者の言いなりになっていました。
元々、闇金融業者を利用したきっかけは、事業をやっていたのですが資金繰りが大変でもう借りられるところがなくなっていたことでした。銀行などから融資を断られて途方にくれていたところ、即日融資という看板を見かけたのです。わらにもすがる思いで電話をかけて融資を申し込みました。最初は優しかった業者の人が返済に行き詰まるや否や急に態度がひょう変し、乱暴な言葉を使って激しく取り立てるようになりました。
かなりまずい業者と気づいたときにはもう遅く、昼となく夜となく取り立てに訪れるようになりました。業者自体が違法であることはわかっていましたが、結局自分が悪いと半ばあきらめていました。

息子の会社にも取り立てに来るようになった

自分の取り立てられるだけならまだよかったのですが、闇金融業者は次第に息子の会社にも取り立てに行くようになりました。当時、息子は就職したばかりで会社からの信頼を得られるようにならなければならない重要な時期でした。息子から金融業者が会社に来た事を聞き、これ以上我慢していてはいけない、どうにかしなければならないと思うようになりました。
たまたま知人が債務整理した話しを聞いたことがあったので、その時にお世話になった事務所を紹介してもらいました。違法な業者から借りていたという認識はあったので相談に行くのは気がひけましたが、法律家の先生は丁寧に話しを聞いてくれました。
さっそくその業者に電話をしてくれるということでお願いをしたのですが、最初はとにかく大変でした。口汚い言葉で先生のことを罵ってきましたが先生はあくまで冷静でした。

先生のおかげで闇金から解放される

私がすごいと思ったのは、先生はどんなに闇金から罵られても、決して感情的にならなかったことです。あくまで冷静に相手が違法であること、これ以上返済することはできないことを淡々と話していました。
やくざまがいの口調で脅していた相手も、次第にあきらめてきたようで最後は捨てぜりふを吐いて、電話を切りました。もう一度かかってくるのではないかとはらはらしていましたが、結局かかってくることありませんでした。
こんなにあっさりと解決するものかと驚くとともに、法律家の力を実感しました。こんなに悩む前にもっと早く相談すれば良かったと後悔すらしました。
結局、今では事業をやめ、新たな就職先を見つけて働いています。銀行から借りた分だけは返済を続けていますがやっと平穏な生活を取り戻すことができました。

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