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家族に借金があるか内緒で調べる方法

2016.03.01 自己破産


・借金を知る方法はいくつかある

最近、夫の行動が何か怪しいと思っていたら、家に金融業者からの請求書らしきものが・・。さらに知らない人から夫あての電話が頻繁にかかってくるようになった。こんな時は家族としては焦るのも無理ありません。本当に借金しているのかどうか調べることができないだろうか?と考えることでしょう。
家族の借金を知る方法としてスタンダードなものは、通帳の引き落としの履歴や家に来ている郵便物ですが、銀行との取引がある場合はカレンダーなどの粗品がある可能性もあります。また、正式に借金の情報が記載されているのは「信用情報機関」と呼ばれる個人と業者の取引を管理する会社がストックしているデータなのです。これらの情報は所定の申込書と添付書類を揃えて窓口に行くか、郵送すればいつでも記載されている内容の開示を求めることができます。

・本人以外の者が無断で調べることはできない

ただし、家族が調べるとなるとそこには壁があります。最近、どんどん世の中で厳しくなってきた「個人情報」ですが、借金の内容は守るべき情報の最たるものですから、家族といえども見せてもらおうと思えば本人の委任を受けているのかどうか厳しくチェックされます。具体的には、信用情報機関への申込書に本人の実印つきの委任状と印鑑証明書を出さなければなりませんし、もちろん本人の運転免許証の写しもつけるわけですから、無断ですることはできないわけです。また、郵送の場合の受け取り方法も、本人限定郵便などで厳格に受取人を指定してきますし、どこの信用情報機関でも代理人受け取りを頼むことはできません。
貸金業者に直接聞く場合も同じで、誰が借り入れているか、その金額などはたとえ家族でも教えてくれないのです。

・無理やり調べるより本人と向き合う努力を

それこそ違法なことでもしなければ本人の借金の全容を知ることは難しいわけですが、家族という一番近い人間関係にもかかわらず内緒で調べるということをしなければならない状況になっているのがそもそも問題です。
借金問題は根深いもので、そこには色々な原因があります。外側から無理やり調べ上げて問い詰めるだけでは解決しないこともたくさんあるのです。最近困っていることはないか、悩んでいることは何かということを普段からの会話でしっかり把握し、家族の信頼関係を作っておかなければなりません。ただ責め立てるだけでは口を閉ざしてしまう人でも、家族に話し合う姿勢があればいざという時に肝心なことをうちあけてくれるのではないでしょうか。


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