自己破産・個人再生相談所 お役立ちコラム 自己破産
自己破産・個人再生などの事例や実績などを紹介して、より分かりやすく、自己破産・個人再生にして解説します!
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2015.10.07 自己破産
交際費などで見栄を張ってしまう
主婦の人に多い借金の理由として、ママ友やご近所の人などの手前、持ち物や服装、子供の学校などで身の丈に合わないことをしてしまうことが挙げられます。
いわゆる低所得層よりも、年収700万~1000万円程度のそこそこ稼いでいる家庭ほど「所得があるから」という油断から財布がゆるみがちになります。
ママ友との頻繁なランチ、ブランド物の子供服、習い事、さらには各種のイベントへの参加等々、一つ一つはそこまで贅沢をしていなくても、積み重なっていくと月々の金額は大きくなります。足りない分をキャッシングやリボ払いなどで補っていた結果、気が付いた時には取り返しのつかないほどに膨れ上がっていたということもあります。
そして、いったんこのようなコミュニティに入ってそれが当たり前になると生活レベルを下げることができず、泥沼にはまっていく傾向があります。
時間が余って、ついギャンブルへ
比較的時間に余裕がある主婦に多いのが、夫が仕事で忙しくて構ってもらえない寂しさからパチンコなどのギャンブルに手を出すというパターンです。
パチンコ、競馬、スロットなど色々な種類のギャンブルに手を出したがる男性と比べて、女性の場合は一つの種類にどっぷりとはまっていく傾向があります。
最近では、パチンコ店の方でも女性客を重要なターゲットとみなしており、女性専用コーナーを設けて入店の抵抗感を下げたり、ブランド物の景品を取り揃えて魅力的に見せたりと、さまざまな工夫をしています。
最初は娯楽として始めたパチンコでも、負けが込んでくると段々借金を返すための手段になっていってしまうのが怖いところです。そして、男性は妻のこういった変化に気がつきにくく、借金が深刻になるまで発覚しないこともしばしばあります。
生活費不足を夫に言えない
主婦の借金でもう一つ多い状況としては、夫との間でお金の話をあまりできない関係である場合です。
夫が支配的な態度を取る夫婦にありがちなのですが、夫が家計をすべて握り、妻に生活費を渡していることがあります。このスタイルを取っていると、妻がもしお金が足りなくても夫に言いづらいという感覚になります。
話し合いが成立しない夫婦の場合、夫が「お前のやりくりが下手だからだ」と言ってなじることがありますが、こういったことを恐れた妻は夫に内緒でカードローンなどを利用してしまうのです。
このような夫婦については、目の前の借金を整理するだけではなく、夫の経済的DVを更正していくことも含めて考えなければならないこともあります。