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どこからもお金を借りられない時の対処法3選

2016.02.24 任意整理


・リスケジュールの相談をする

色々なところから借金を重ねてしまい、もうどこからもお金を借りられない、でも返済の期日が来てしまうという人はどのように対処すればよいのでしょうか。絶対やってはいけないのは何の連絡も相談もせずそのまま放置することです。これをやってしまうと信用情報には「延滞」の記録がつき、その後に状況が改善しても信用が落ちているためさらなる融資が難しくなりますし、業者によっては訴訟や給料差押えなどで強引に回収してくることも考えられます。
多くの業者は返済が厳しい時は電話すれば「リスケジュール」といって、返済期間の見直しなどの相談に乗ってくれます。まったく返済がなく放置されるよりは、業者としては少額ずつでも回収できる方が望ましいからです。住宅ローンでもこれは同じことで、銀行の窓口で担当者に相談すれば一緒に返済方法の見直しについて考えてくれます。

・おまとめローンを検討する

年収の3分の1を超える借り入れができない、いわゆる「総量規制」の影響でお金を借りられない人や、業者の数が多くて返済自体が負担になっている場合、一般的には、弁護士または司法書士に債務整理の相談をすべきです。通常そのような場合は、もはや追加借入れによってどうこうできる状態ではなく、仮に追加借入れができたとしても、家計破たんの時期が半年程度延びるだけで、意味が無いからです。
ただ、どうしても債務整理ができない事情があり、かつ、半年程度で収入が上向いて返済資金が一気に増えることが確実な場合は、「おまとめローン」を検討してもよいでしょう。おまとめローンとは、今まで多くの業者から借りていた借金の総額をまとめて1つの会社に借り換えて今までの業者に返済するというものです。これを行う際には「銀行の商品を利用する」というのが大きなポイントです。銀行からのローンは総量規制の対象外であること、そして金利が割と低めに抑えられていることなどのメリットがあるからです。
おまとめローンを申し込む前に注意したいのは、1.ある程度融資の審査が厳しくなる可能性があること2.今まで借りてきた業者が非常に高金利だった人は、利息の再計算をすれば借金が減ることがあるので先に利息再計算をした方が良いこと、これら2点です。

・専門家に相談し、本当の借金の金額を知る

もし、高金利の業者と長期間取引をしていた自覚がある人は、上記の方法よりも先に法律専門家のところに行く方が良いかも知れません。今までの取引を法定利息に引き直す計算をしたら、200万円あると思っていた借金が実はもうゼロになっていて、業者から過払い金を取り戻せるという結論になった、といったことも、平成10年代より以前から借入れと返済を続けてきた方の場合には、しばしばあります。また、ゼロにならないまでも、元本が実は自分が思っていた額の半分になっていたということもあるのです。
お金を返せない人はとかく「返済資金が足りないから借りられないと困る。貸してくれる業者はないだろうか?」としか考えられなくなっています。しかし、それ以外の方法もあるのだということを知っておかなくてはなりません。


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