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ブラックリスト中の生活方法の工夫は?

2017.04.21 任意整理


債務整理をすると、借金問題は解決出来ますが、ブラックリスト状態になってしまうことが問題です。

ブラックリスト状態になると、住宅ローンや車のローンなどを利用できませんし、クレジットカードも発行することができなくなります。それまで使っていたETCカードを停められることもあるでしょう。

このように不便なブラックリスト状態でも、工夫1つで便利に生活することができます。

今回は、ブラックリスト中の生活を工夫する方法をご紹介します。

家族名義でローンを組む

ブラックリスト状態になってしまった場合、最も困るのがローンを組みたいタイミングです。

たとえば、家族で話し合って家を購入したい場合、収入が十分なら住宅ローンを利用できるはずですが、ブラックリスト状態になっていたら、住宅ローン審査に通りません。

このような場合には、家族名義で住宅ローンを組む方法があります。

債務整理によって個人信用情報に事故情報が登録されるのは、債務整理した本人だけなので、家族は問題なくローンを利用することができるからです。

共働きの場合や自分が専業主婦で夫に収入がある場合、親や兄弟に充分な収入と信用力がある場合などには、家族に住宅ローンを組んでもらうことで、家を購入することができる場合があります。

デビットカードを利用する

ブラックリスト状態になると、クレジットカードを作ることができなくなるので非常に不便です。

こんなときには、デビットカードを利用するのが一つの方法です。

デビットカードとは、予め口座を登録しておくと、カードの利用と同時に預金口座からお金が引き落とされるタイプのカードです。最近は、銀行などでもとても力を入れているので、簡単に作ることができます。

いつも預金口座にお金を入れておく必要がありますが、クレジットカード感覚で利用することができるカードです。

電子マネーを利用する

ブラックリスト状態になってクレジットカードを利用できなくなった場合には、プリペイドカードで電子マネーを利用する方法もあります。

たとえば、auウォレットのプリペイドカード型カードを作ってチャージをしておくと、全国の対応しているコンビニやスーパー、量販店などで利用することができて便利です。

最近では、交通系などの電子マネーを買い物に利用出来る店舗も増えているので、より便利になっています。

ETCパーソナルカードを利用する

車によく乗る人には、ETCパーソナルカードがおすすめです。

ETCカードはクレジットカードと一体になっていることが多いので、債務整理と同時に使えなくなることがよくありますが、ETCパーソナルカードならブラック状態でも発行して利用することができます。

クレジット機能が無く、最初に一定の金額を保証金として預ける必要がありますが、仕事の関係などで高速道路などを頻繁に利用する人は、ETCパーソナルカードの利用を検討しても良いと思います。

以上のように、ブラックリスト状態でも、工夫次第でそれまでと変わらない生活をすることができます。ブラックリスト状態を過度に恐れず、借金の返済に困っているなら早めに手続きしましょう。


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