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男性が借金する理由TOP3とは?

2015.10.08 任意整理


減給等でも生活レベルを落とせない

なかなか上向いてこない景気の中で、残業代やボーナスのカットなどは深刻に家計を直撃することになります。
そんな時に、年収に応じた生活レベルにシフトしていくというのは大変なことです。男性に多いのが、生活習慣としてやっていたことをやめられないというタイプです。長年吸っていたタバコをやめようと何度か禁煙を試みたが失敗している、毎日の晩酌がないと1日が終わった気がしない、など。こういった嗜好品は、生活のレベルを見直す上で他の項目に優先してカットしていかなければならないのですが、習慣的についつい手が伸びてしまうのです。
特に、家計をすべて妻に一任しているなどの場合は自分がどのくらい浪費しているのかがわかりにくく、節約に対する切迫感がない傾向があります。お小遣いが足りない分を気軽にカードローンなどで補うようになると借金地獄はもうすぐそこまで迫っているといえます。

仕事がらみの交際費などがかさむ

部下に気前よくおごってしまう、ついつい同僚の前で見栄を張ってしまうという人は借金地獄に陥りやすいタイプといえます。
日本の男性社会はいまだにいわゆる「飲みニュケーション」が根強く残っており、アフター5の飲み会で社内の人間関係を形成したり、商談につなげている慣習があります。そして、上司は部下におごらなければという気持ちが強い年代の人は、お小遣いが減っても飲み会の回数を減らせないプレッシャーもあり、借金してまで部下の前で恰好をつけようとするのです。
バブル時代のように飲み代やタクシーチケットが会社からいくらでも出るならいざ知らず、個人でそれらを賄うのには限界があります。部下との意思疎通をはかりたいのであればランチを共にしたり、業務中の積極的な声掛けなどの方法もあるはずなのですが、そのような発想になかなか切り替えられないのです。

ギャンブルをやめられない

男性がギャンブルにはまっていく時に多いのが、「自分は最終的に負けるはずがない」という根拠のない自信を持っていることです。
長期的にギャンブルをしていて、ずっと勝ち続ける人というのは割合的に少ないはずです。冷静に確率論を考えれば判断できることなのですが、渦中にいる人はそれがわからなくなっています。
いったん負けても、その負けを取り戻そうとしてどんどん借金し、そのお金がパチンコ台に吸い込まれていくというのは、典型的なギャンブル依存症プラス多重債務者のパターンです。
こういった人は、借金の根本原因となった心の問題を取り除かなければまた同じことの繰り返しになるため、債務整理と並行して心の治療を行うこともあります。


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