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節約しているのに借金が減らない時にチェックすべき3つの点

2016.01.11 任意整理


生活の中の固定費がかかりすぎていないか

毎月の生活の中で一定金額必ずかかってくる費用のことを「固定費」といいます。固定費は例えば家賃、保険料、子供の塾代など、金額がだいたい決まっているもののことです。借金が減らないのは、この固定費が生活を圧迫してしまっていて繰り上げ返済などをする余裕がなく、さらには冠婚葬祭等など臨時の出費の際に追加で借りてしまうことが原因になっていることもあります。

固定費を絞ることで生活をぐっとゆとりあるものにすることができますので、「これだけは絶対かかるもの」と決めつけずに経費削減を本気で検討しましょう。たとえば賃貸を借りているなら引越し、生命保険の見直し、無駄と思われる子供の習い事を絞り込むなど、方法はいくつもあるはずです。決して辛い我慢を強いられなくても、削れるものはたくさんあるのです。

利息が高すぎていないか

借金の元本が減らないと感じる場合は、借りている先の金利をもう一度確認してみましょう。より安い金利の融資先に借り換えることで、元本が減るスピードに加速がつくこともあります。たとえば自営業の人の運転資金などについては、条件が合えば中小企業金融公庫のような非常に低利の融資が受けられる可能性がありますし、保険会社や小規模共済などの掛金支払い年数が長ければ契約者貸付を受けられることもあります。

こういったことは普段からきちんと調べていなければ金利が高めの民間会社から漫然と借りてしまうことになるため、情報のリサーチは非常に大切です。ただ、もし金利の安い会社に借り換える場合、新規の借入れと同様に審査がありますので普段から滞納せず真面目に返済している人でなければ難しいこともあります。

リボ払いに頼り過ぎていないか

毎月、定額の支払いで済むリボ払いは、一見とても便利なように思えます。しかし、リボ払いの仕組みとは、本来もっと短期間で支払うべきところを、支払期間を伸ばして利息を多く支払わせているということなのです。ですから債務の残りがわかりづらくなりますし、払っても借金が減らない、いつまでも終わらない感覚に陥ることがあります。

困ったらすぐリボ払いで支払う癖をつけず、基本的にはカード払いでも1回か2回で払い終えるものしか買わないというルールを自分に課しておくことが必要です。持っていたらつい使ってしまうという人は、カード自体を持たずに、すべて現金で生活するという選択をする方が良いこともあります。


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