自己破産・個人再生相談所 お役立ちコラム 任意整理
自己破産・個人再生などの事例や実績などを紹介して、より分かりやすく、自己破産・個人再生にして解説します!
自己破産・個人再生などの事例や実績などを紹介して、より分かりやすく、自己破産・個人再生にして解説します!
2016.04.10 任意整理
・「副業」の形は様変わりしている
借金を返済するために借金をする、というパターンに陥ると、いずれは膨らんでいって破綻を迎えます。
しかし、借金を効率的に返済するためには「副業」で収入を増やすという手段もあるのです。
昔は、副業といえば、休日のコンビニなどのアルバイトや家での封筒貼りなどの作業系で、しかも賃金が安いものしかない印象でしたが、現代の副業事情はかなり変わってきています。
家に居ながらにしてある程度の収入を得られるクラウドソーシングなど、ウェブ系のお仕事がここ数年、急速な伸びを見せています。
そして、個人の能力、頑張りによっては正社員として働きに出たくらいの副収入を稼ぎ出せることもあります。
ただ、特に会社員が副業をする場合、会社との関係もあって気をつけなければならないこともあります。
・副業のメリットとは?
副業をするメリットといえばやはり収入が2本になることにより経済的に安定することでしょう。
現代は、年功序列での収入アップも望めない時代ですし、最悪、突然会社がつぶれるという事態もありえない話ではないのです。
そういった意味では副収入を持つことでの精神的安定感は大きいはずです。
また、本業と関連する副業をしていれば本業に関する知識がより深まり、本業の方にまで良い効果をもたらす場合もあります。
そして、本業と正反対の職種を選ぶ人もいますが、まったくタイプの違うことをすることで気分転換になり、本業の集中力が上がるということもあるでしょう。
特に、興味のあることを副業としてやりながら借金の返済を早められればそれに越したことはありません。
そして、今まで休日を持て余していた人でも、やるべきことがあれば無駄な消費をすることがなくなるのです。
・副業のデメリットとは?
反対に、デメリットといえばまずは「会社バレ」することの影響でしょう。
内緒にしていても副業先が申告することにより住民税の金額が上がって本業の会社にバレるという可能性があります。
就業規則などで副業が禁止されている会社であれば何らかの処分がされる可能性もありますし、最悪の場合は退職に追い込まれることもあります。
また、睡眠不足などによる本業の効率低下やミスの危険性があることも考え、無理のない量を自分で判断し、律する必要があるのは当然です。
さらに気を付けたい点として、最近は電子メールやホームページなどで、「楽して稼げる副業」をうたう詐欺商法が横行しています。
こういった詐欺商法に引っかかってしまうと、情報商材代などとして何十万円もの支払を求められ、かえって借金を増やしてしまうことにもなりかねなせんので、十分な注意が必要です。
(一般に、「楽して稼げる」というような副業は詐欺の場合が非常に多いですので、このような「うまい話」には乗らないのが賢明です。)
そして、副業の収入が年間20万円以上のサラリーマンは確定申告をしなければならなくなるという煩わしさが出てきます。
ただ、申告については一度要領がわかってしまえば翌年以降はだいぶ楽になりますので必ず忘れないようにしましょう。