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パチンコなど無縁だった自分が、最初に勝ってしまったのをきっかけにのめり込むようになり、消費者金融から借金までしてしまいました。
私の借金していた当時の生活と、立ち直った体験談をお伝えしたいと思います。

お小遣いの足りない分を補うためだった

以前の自分は「パチンコをする人の気が知れない、何が面白いんだろう」と思っていました。当時は妻と結婚し、お小遣い制になったのですが、昼食やたばこ代、ちょっとしたお付き合いなどをしているとあっという間に足りなくなってしまいます。
当時の飲み仲間にそんなことを愚痴っていたら、「お小遣いを増やす方法がある」と誘われて軽い気持ちで入ったパチンコ屋で大当たりしてしまったのです。いわゆるビギナーズラックというものでしょうか。単なる偶然なのに、自分には何だか特別な才能があるような錯覚を起こしてしまったのです。
仕事帰りや土日にパチンコに通ううち、もちろん負けることもあるわけですが、負けた分はまた大勝ちして取り戻せる、と何故か根拠のない自信を持っていました。

気付いた時には手に負えない状態に

最初はお小遣いの範囲内で遊んでいたのに、勝つ喜びを覚えてしまうと、またあの感覚を味わいたくて途中でやめることができなくなっていました。これがどういうわけか、パチンコ屋の隣に決まって消費者金融の自動サービスコーナーがあるのです。吸い寄せられるように入って融資を申し込んでしまい、その後真面目に返済していると融資の枠が上がるということがわかって借りる金額が段々増えてきてしまいました。
少し勝っては返す、そしてまた借りる、ということを繰り返して回っている間は良かったのですが、ついに限度額を超えてしまったのでしょうか、もう借り入れができないことになってしまっていました。
妻にばれたらどうしよう、と我に返った時にはもう遅かったのです。

払い過ぎが発覚し、無事解決へ

借金の相談など、恥ずかしくてどこに行けばいいのかすらもわかりませんでした。ネットを検索して、借金の解決に積極的な司法書士事務所を探し、妻にも司法書士さんにも今までの経緯をすべて話しました。妻にはもちろん怒られましたが、相談にも一緒について来てくれました。
高金利で借りているところが多かったため、計算してもらったところ一番長いところは利息が払い過ぎになっていたこともわかりました。自分だけで何とかしようと思っていたら払い過ぎなどわからなかったと思うのですが、結局払い過ぎたところを取り戻すことでだいぶ借金の総額は減っていたことがわかりました。
全体的に見たら債務は残っていたのですが、３年の分割払いにしてもらう和解契約をしてもらったのでどうにか返せる目途が立ちました。

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