自己破産・個人再生相談所 お役立ちコラム 体験談
自己破産・個人再生などの事例や実績などを紹介して、より分かりやすく、自己破産・個人再生にして解説します!
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2015.10.17 体験談
暇を持て余して買い物やパチンコへ
短大を出て就職した大企業で出会った主人と2年ほどの社内恋愛を経て23歳で結婚し、専業主婦になりました。仕事ができ、同期の出世頭だった主人との結婚で、周囲からも「玉の輿に乗ったね」などと言われて新婚当時は幸せに浸っていました。
しかし、仕事人間の主人は残業や取引先との食事などで午前様もしょっちゅう、休日も接待ゴルフなどに費やしていました。夫婦の会話はほとんどなく、学生時代の友人たちもまだ独身で仕事に趣味にと忙しくしているようなので誘いづらくなっていました。寂しさが募っていた頃、私がついつい手を出して借金のきっかけになってしまったのが洋服やバッグなどの買い物とパチンコでした。
似たような洋服を何枚も持っているのに、買った時の高揚感が欲しくてついついまた買ってしまうのです。そして、家事が終わって時間を持て余すと近所のパチンコ屋に足が向いてしまうようになりました。
当時はまだ専業主婦でも借りられた
今は専業主婦の借金は非常に難しくなっているようなのですが、私
が借金していた頃はまだ夫の承諾書などがなくても借りることができていました。
主人はあまり細かいことを言わないタイプなので、私が買い物していることに気付いていたのかも知れませんが、追及してくることはありませんでした。そのせいもあってどんどん買う量はエスカレートし、クローゼットには着ていない洋服や使わないバッグがあふれていました。
クレジットを使うと主人にばれやすくなるのでもらっている生活費をやりくりして足りない分は消費者金融から借りて現金で支払っていました。段々その返済がきつくなってきたので、今度はパチンコで勝って返そうと馬鹿なことを考えるようになっていました。
しかし、パチンコに負ける→ストレスがたまってまた買い物するという負のループにはまり、私は200万円もの借金を抱えることになったのです。
司法書士の先生に相談に行き、返済を決意
そんなある日、ネットで「司法書士にご相談ください。借金は解決できます」という言葉を目にしました。誰にも言えず悶々としていた私はこれだ!と思い、さっそく連絡を取って相談に行きました。
平凡な専業主婦である自分がそんな所に行くのは初めてですごく緊張したのですが、先生は説明も丁寧で優しかったので安心しました。
主人にはすべての事情を打ち明けましたが、全額肩代わりさせるわけにはいきませんから、私もパートに出て半分の返済を自分ですることになりました。不思議なことに、返済のためにパートに出て忙しくなったらあれほどのめり込んでいた買い物やパチンコもあまりしたいと思わなくなりました。3年ほどかけて返済は終わったのですが、自分には生きがいが必要だったのだと気づき、今でもパートは続けています。