自己破産・個人再生相談所 お役立ちコラム 体験談
自己破産・個人再生などの事例や実績などを紹介して、より分かりやすく、自己破産・個人再生にして解説します!
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2017.02.21 体験談
私は、今から15年くらい前に大きな借金を抱えて大変だったときがあります。
借入先は、主にカードローンやサラ金でしたが、その頃の体験談をお話しします。
私はもともと年収が500万円くらいのサラリーマンでしたが、営業成績が振るわず、会社からも厳しく言われてしまったので、自腹で穴埋めをしてしまいました。
そのようなことを何度か繰り返しているうちに、家のお金がなくなってきましたし、家族には秘密だったので、とても困ってしまいました。
そこで、私は先物に手を出してしまったのです。
素人の私が突然初めてもそううまくいくはずはなく、損失は膨らんでいきました。
そして、結局足りない分をサラ金などで借り入れてしまったのです。
そうなったら、状況は悪くなるばかりで、雪だるま式に借金が増えていきました。
先物も辞めることができず、借金額は400万円にも膨らんでしまいました。
私は、営業の穴埋めと先物投資で借金まみれになってしまいましたが、実はそれ以外に住宅ローンがありました。
これは、家族で気に入って購入した大切な自宅のローンだったので、絶対に滞納はしないと思い、がんばって支払い続けていたのですが、カードローンやサラ金の借金のせいで、住宅ローンの支払も厳しくなってきました。
しかし、営業の穴埋めや先物投資のこと、借金のことはすべて家族に内緒だったので、私は誰にも相談することができず、どうすれば良いのかと困り切ってしまいました。
もう、自殺した方がよいのではないか、とまで気持ちが追い詰められたこともありました。
このように、私が家族に内緒の借金で窮地に立たされていたとき、ひょんなことから債務整理のことを耳にしました。
債務整理の中には家を守れるタイプのものもあると聞いたので、私は司法書士の先生のところに債務整理の相談に行きました。
すると、住宅資金特別条項(住宅ローン特則)という特則を利用した個人再生をすると、家を手放さずに他の借金だけを減らせるということだったので、私はとてもありがたいと思ってその手続きをしてもらいました。
このことによって、何とか家を守ることができました。
また、家族に秘密で個人再生をしなければならなかったのですが、司法書士の先生は、家族に知られないように配慮しながら個人再生をすすめてくれたので、今でも家族は私が過去に個人再生をしたことを知りません。
個人再生の債務は無事に支払いが終わって今は住宅ローンだけですし、残ったローンも、あと10年程度で完済します。
今私が平和に生活していられるのは、すべてあのとき個人再生をしたおかげだと思っています。私と同じような悩みを抱えた方はきっとたくさんいると思いますが、なるべく早めに個人再生をして借金問題を解決した方が良いと思います。