自己破産・個人再生相談所 お役立ちコラム 体験談
自己破産・個人再生などの事例や実績などを紹介して、より分かりやすく、自己破産・個人再生にして解説します!
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2016.04.09 体験談
・外見へのコンプレックスを拭いきれず整形に走る
私は、小さい頃から少し太り気味で、小学校でも中学校でもクラスの男子に「ブス」と言われ続けていました。そのため、ずっと自分の容姿についてのコンプレックスがありました。
就職の時も自分より真面目に勉強していないのに可愛い子達が先に内定を決めていくのを見て「将来絶対美容整形して可愛くなってやる」という気持ちが膨らんでいきました。
こんな私でも採用してくれる会社があり、少ない給料ではありましたが無駄遣いせずにこつこつとお金をためて、ついに目を二重にする手術を受けました。
すると、お化粧するのも楽しくなり、自分が明るくなったこともありますが周囲の態度もあからさまに変わってきました。
「目がぱっちりしたのだから、次は鼻もプチ整形して、歯の矯正やホワイトニングも・・」と欲が止められなくなってきました。
・美容整形にとりつかれ、借金してまで整形するように
美容整形をするとこんなにも世界が変わるんだ、と思ってしまった私は、美容整形マニアのような感じになってしまいました。
貯金もボーナスも整形につぎ込んでしまい、それでもお金が足りないとわかると分割払いで美容整形の契約をしてしまいました。
また、美容整形のあと、クリニックから、「せっかくここまでしたのだから全身脱毛も」など、いろいろな施術を勧められました。そして、断れなかった自分も悪いのですが、80万円のコースをその場で契約してしまったりしました。
そんなことを繰り返しているうちに、顔立ちだけでなく持ち物まで派出になった自分を、学生時代からの親友が心配してくれました。
「最近、雰囲気変わったけど何かあった?」と聞く彼女にありのままを話すと、「このままいくと大変なことになるよ!」と本気で叱られて、彼女が一緒に法律家の先生を探してくれました。彼女に話をしていなかったら今頃どうなっていただろうとぞっとします。
・親友のすすめで債務整理する
親友が探してくれた法律家の先生のところに相談に行くと、私の場合は浪費で借金しているので破産は難しいが、正社員で働いているので個人再生手続きができるのではないかということでした。
手続そのものは色々と揃える書類もあり、それなりに大変だったのですが先生のアドバイスに従ってどうにか終えることができました。
先生と面談をして、借金を重ねるまでの自分を振り返る中で、自分の整形への執着が少しいきすぎだったことを冷静に自覚できるようになりました。
いまだに鏡を見て「ここがもう少しこうだったら」と思ってしまうことはあるのですが、美容整形に対する願望は少し落ち着いてきました。今はまだ借金返済の途中ですが、どうにか滞りなく完済してまた1から出直したいと考えています。