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自己破産後の借入は可能?

2015.05.22 自己破産


自己破産をしたらいわゆるブラックリストに掲載され、数年の間は普通ならカードなどが作れなくなりますが、借入ができる場合はあるのでしょうか?

ブラックリストの掲載期間は?

世の中で言われる、「ブラックリスト」というのは、決してそのような名前のリストがあるわけではありません。信用情報機関という、金融業界ごとに作られた利用者の金融や物販の利用状況を記録するための会社が、自社のリストに載せた事故情報のことを指していうのです。
事故情報の掲載は自己破産に限ったものではありません。任意整理個人再生などそのほかの手続きでも事故情報になりますし、利用、返済、滞納などの記録もこと細かに記録されています。そして、掲載されたものは原則、本人からの請求で開示できることになっています。
いったん事故情報に掲載されてしまうとどのくらい続くのかというのは、業界ごとにいくつかある信用情報機関によっても異なります。自己破産であれば短くて5年、長くて7年くらいが目安でしょうが、破産後の借入申し込みの際に、金融機関がすべての情報を確認するわけではありません。なので、厳格に何年は借りられない、と断定することができないのです。

期間中は絶対に借りられないとも限らない

上記のように、いくつかある信用情報機関の持つ情報を、新たな借入申し込みの際に金融機関が全部見ているとは限らないので、まだ3年以内くらいでも借り入れができてしまうこともあります。
また、破産歴があることがわかっていてもあえて本人の現在の年収等、属性によって貸し付けを実行する金融機関もあります。貸してはいけない、と法律で規定されているわけではなく、あくまで信用情報をどう判断するかは各金融機関にゆだねられているからです。

ヤミ金などの勧誘には十分注意する

自己破産後に注意しなくてはならないこととして、適法な金融機関からの借入ができないことを狙って、いわゆるヤミ金からチラシや電話などの勧誘を受けることです。
こういった業者は借入ができなくなった弱みに付け込んで、違法な金利を要求してくるため、いったん借り入れてしまうと永遠に元本の返済が終わらないような状態になってしまいます。
借入ができるかどうかよりも、どのようにして借入をせずに生活するかという点を考え、家計の正常化に取り組むことが大切です。


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