自己破産・個人再生相談所 お役立ちコラム 任意整理
自己破産・個人再生などの事例や実績などを紹介して、より分かりやすく、自己破産・個人再生にして解説します!
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2016.01.13 任意整理
金利の安いところに借り換える
借金がなかなか返済出来ない原因が、利息が高いためだったというのもよくあることです。毎月決められた最低弁済額は払っているのにいつまでも終わらないという人は、利息ばかり払っている状況になっていないか見直してみましょう。金利の安いところに借り換えをするだけでだいぶ元本返済のスピードが加速することもあります。
しかし、気をつけなければならないのは、借り換えの場合でも新規の借入れと同様に与信審査があるため、信用情報をチェックされることです。ですから、延滞が多い人や、転職したばかりで信用力がないとみなされる人は借り換えができないこともあります。また、いわゆるおまとめローンをめぐっては、高額の手数料を払わせて連絡が取れなくなるなどの詐欺的な手口も横行しているため、うまい話しに簡単に乗らないことが大切です。
期限延長などの相談をする
もし、利息はさほど高くなくても返済出来ない場合は、リスケジュール(リスケ)の相談をしてみましょう。債権者である金融会社の担当者に相談すると、一緒に考えてくれることもあります。返済出来ない原因が転職による一時的な減収などであれば、それが回復する見込みの月まで利息だけの返済にしてもらい、回復したら元本の返済を再開するなどの方法もありますし、借金全体の返済期限を延長する方法もあります。
しかし、返済を延長すればするほど全期間で支払う利息は高くなりますし、住宅ローンなどの高額の借入れであれば総返済額が100万円単位で違ってくることもあります。リスケ前と後をそれぞれ計算し、金額をシミュレーションした上で判断しましょう。中には、返済を先延ばしにしただけでは何の解決にもならないこともあるからです。
債務整理を検討してみる
上記のように、短期的に借金が返済出来ないケースならその期間をしのげば何とかなるのですが、給与のカットのように長期的にその状況が続くようであれば、債務整理を検討する方がふさわしいこともあります。
債務整理のメニューは自己破産だけではなく、裁判所を通じなくても債権者との交渉ができる任意整理、元本大幅カットが認めてもらえる個人再生などバリエーションがありますので、返済出来ない=破産と短絡的に考えずに、まず法律の専門家に無料相談などで状況を伝えてみましょう。自分だけで悩んでいたら思いつかないような方法を提案してもらえることもあります。また、借入れ先によっては利息を払い過ぎていて、計算し直したら大幅に借金が減ったということもあるのです。