自己破産・個人再生相談所 お役立ちコラム 体験談
自己破産・個人再生などの事例や実績などを紹介して、より分かりやすく、自己破産・個人再生にして解説します!
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2015.11.22 体験談
子供の教育費が生活を圧迫した
私は40代のサラリーマンで、妻とは共働き、男の子3人がおります。上の二人が年子ということもあって、教育費がいっときに集中することは覚悟していたのですが、学費そのものだけではなく塾代がこんなにかかるとは正直予想外でした。
私が学生の頃はもっと塾に行きはじめる時期も遅かったですし、受講科目もこんなに多くはなかったのですが、現在の東京の教育事情はずいぶん昔と変わっていたのです。
2人を塾に通わせると年間100万円もかかることに愕然としていましたが、自分の会社の付き合いなども切り捨てることはできません。妻に「今年は塾代が大変だからあなたのお小遣いを少し減らして」と言われていたので、足りないと言い出すことができず、給料日に返すからいいやとプロミスで借り入れてしまったのです。
最初に借りた時は罪悪感のようなものがありましたが、段々借りることへのハードルは低くなっていったと思います。
消費者金融4社にまで増えてしまう
最初はプロミスがきっかけでしたが、他の大手サラ金にも手を出すようになってしまい、結局4社、150万円ほどに膨らんでいきました。最初は飲み代など付き合いの費用だけだったのが、徐々に借りることに抵抗がなくなっていき、まるで自分の口座からおろすような感覚になっていました。今考えたら仕事のストレスを解消すると自分に言い訳し、無駄遣いなどもしていたと思います。
これ以上増えたらまずい、もう、どこからも借りず返済しなければと思うのですが、なかなか思ったように元本が減りません。そんな時、何気なく昼時に読んでいた新聞で「債務整理」という言葉を見つけました。何となくピンとくるものがあり、とりあえず相談だけでも行ってみるかと思って休日対応で無料相談をやっている事務所に相談しました。
そこですすめられたのが「任意整理」という方法でした。
大手ばかりだったので任意整理はやりやすかった
法律家の方に言われたのが「プロミスはもちろん、他も大手の会社ばかりなので比較的交渉はしやすいと思いますが、あとは弁済の原資があるかどうかです。共働きとのことで奥様にも協力していただく方が良いかもしれません。」ということでした。
妻に話すのは勇気が要りましたが、仕事も3人の子育ても頑張ってくれている妻をこれ以上だますようなことはしたくなかったので勇気を奮って打ち明けました。とにかく呆れているという感じでしたが、どこかおかしいというのは勘付いていたようでした。
長男が無事入学し、奨学金の貸与を受けることができたのが幸いだったのですが、どうにか滞ることもなく返済を続けることができました。協力してくれた家族には感謝の気持ちでいっぱいです。こんなにも精神的にしんどいことがわかったので二度と借金はしたくありません。